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8.4 運転検査

 取付けが完了したらそれが正常であるかどうかを調べるため必ず運転検査を実施しなければならない。 いきなり回転数を定格まで上げることは、取付不良がある場合に軸受の損傷を起こしたり、 潤滑が正常に行われていない場合に軸受の焼付きを起こしたりすることがあるので、避けなければならない。
 運転検査は次のような手順により異常の有無を確かめる。

(1)手回しによる検査
 ・ひっかかり(ごみ、きず)
 ・トルクむら(取付不良)
 ・トルク過大(すきま過少、シール摩擦大など)
(2)動力運転による検査
 ・異常音(ごみ、きず、潤滑不良、残留すきま の大小)
 ・運転温度の飽和状況、単位時間当りの温度上昇(潤滑不良、取付不良)

 以上の各項目について、検査を行うが、大型の軸受では(2)項のみの検査になる。 (2)項については、回転数を段階的に上げてゆき、各段階について、それぞれ異常がないことを確認する。

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