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6.3.4 油潤滑

(1)油浴給油法
普通の使用条件の場合に最も多く使用されている方法で、油面は原則として軸受の最下位の ころ の中心にあるようにする。オイルゲージを設置して油面に注意することが望ましい。
(2)飛まつ給油法
歯車や簡単な回転板によって油を飛まつとして利用する方法で、自動車の変速歯車装置及び差動歯車装置などに広く用いられている。これらの場合、飛まつの軸受への浸入は軸受の配置、軸受形式、飛まつの作り方などによって左右され、ややもすると回転しはじめに飛まつの供給が不十分で潤滑不良をおこすことがある。図6.3にこれらの欠点を防止するために、油受けと油面保持を考えた減速装置の一例を示す。
 (山形の溝をもった油受けと高い排油口の位置が有効に働いている。更に、これらの場合歯車の摩耗粉や異物を防ぐために、マグネットプラグの設置や運転時に影響を受けない沈殿装置を設ける必要がある。)
(3)循環給油法
高速あるいは周囲が高温となるような場合に多く用いられる。図6.4に示すように給油パイプからの油は左側から入り、一定レベルよりあふれた油は右側の口から排油管に流れ出る。タンクにたまり冷却された後、ポンプやフィルタを通って再給油される。
(4)滴下給油法
オイラー又は繊維類などで油を滴下させ、軸受内部に少量の油が通過するようにする。滴下の量は軸受の形式によって異なるが、小形の軸受では一般に3〜8秒に1滴である。比較的高速で中荷重以下の場合に使用される。
(5)その他
ジェット潤滑、噴霧潤滑法などがあるが、ニードルベアリングでは許容回転数に限度があり、軸受周りの空間にも制約があるので、一般的ではない。





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