テクニカルレポート | その他一般 | 転動体の自転・公転速度
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12.3 転動体の自転・公転速度

 転動体が、軌道輪の間で、滑ることなく転がっている場合、内輪軌道上を転がった距離と外輪軌道上を転がった距離が等しいことから、内輪及び外輪の回転速度 n1,ne と転動体の自転数 na との関係が求められる。
 また、転動体の公転速度は、内輪軌道の周速と外輪軌道の周速(一般には内輪、外輪のいずれかが静止である)との算術平均であることから求められる。
 転動体の自転及び公転の関係は、式(1)〜(4)のように表される。


公転周速度(転動体ピッチ径における保持器周速)


ここで、 Dpw 転動体ピッチ径(mm)
Dw 転動体直径(mm)
α: 接触角(°)
ne 外輪回転速度(min-1
ni 内輪回転速度(min-1

0≦α<90°の場合及び α=90°の場合について内輪回転(ne=0)、外輪回転(ni=0)のときの転動体の自転、公転は、表1[PDF: 88KB] のようになる。
 一例として、玉軸受6210、6310の内輪回転の場合の転動体自転数 na、公転数 nc を示すと、表2のようである。

表2 玉軸受6210、6310のna 及びnc
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