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ベアリングドクター
1.まえがき
2.軸受の取扱い
3.軸受の保守管理
4.運転点検と異常処置
5.軸受の点検
6.走行跡と
  荷重のかかり方
7.軸受の損傷と対策
ベアリングドクター | さび・腐食

ベアリングドクター

軸受の損傷と対策(さび・腐食)
損傷状態
軸受のさび・腐食には、軌道輪、転動体の表面のピット状さび、なし地状さび、転動体間隔と等しいピッチさび、全面さび及び腐食。

原因
水、腐食性物質(ワニスガスなど)の侵入。
潤滑剤の不適。
水蒸気の凝結による水滴の付着。
高温多湿時の運転休止。
輸送中の防錆不良。
保管状態の不適正。
取扱いの不適正。
対策
密封装置の改善。
潤滑方法の検討。
運転休止時の防せい処置。
保管方法の改善。
取扱いの注意。


写真16-1
円筒ころ軸受の外輪。
軌道面及びつば面に生じたさび。
水分の浸水による潤滑不良が原因。

写真16-2
旋回輪軸受の外輪。
軌道面に生じたボールピッチのさび。
運転休止時の水分の凝結によるもの。

写真16-3
自動調心ころ軸受の内輪。
軌道面に生じたころピッチのさび。
潤滑剤中への水分などの侵入によるもの。

写真16-4
自動調心ころ軸受のころ。
転動面に発生したピット状さび。腐食している部分がある。
保管中の水分の凝結によるもの。

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