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プレスリリース

2008年6月3日
日本精工株式会社 広報部
コンベヤローラ用低トルク高密封軸受を開発

〜 低トルク、高密封性で信頼性を飛躍的に向上、
コンベヤローラのメンテナンス期間延長、組立て性向上に大きく貢献 〜

コンベアローラ用低トルク高密封軸受 NSKは、鉱山用ベルトコンベヤ向けに、低トルクで密封性に優れたシールを採用することによって、従来より信頼性を向上させた高密封軸受を開発しました。

 BRICsを中心とする経済成長で世界的な資源不足により、豪州・南米などを始めとして積極的な投資がなされ、鉱山開発も活況を呈しています。
 これに伴い、鉱山機械のフル稼動体制などによる生産性向上のため、鉱山設備の信頼性向上に寄与する軸受需要の拡大を予想しております。

 このため、NSKは自動車用ハブユニットで実績のあるシールユニット構造をコンベヤローラ軸受に適用し、高密封シールと軸受を一体化することによって、雨、泥水、粉塵などの異物が侵入しやすい環境下で低トルクと密封性を両立させた、信頼性の高いコンべヤローラ軸受を開発いたしました。コンベヤローラ用低トルク高密封軸受は、低トルク・長寿命化による省資源に貢献いたします。

 NSKは本製品により、コンベヤローラ用途で2010年度に年間2億円の売上を目指します。

【製品の特長】

◆ 生産性向上
 従来、軸受とシールが別体構造であったコンベヤローラの支持軸受に高機能専用シールを一体化することにより、ラビリンスシールやグリース封入が不要となり、コンベヤローラの組み立てが簡素化できます。

◆ 密封性向上
 高機能専用シールを装着したことにより、弊社耐水試験において現行品(軸受+ラビリンスシール)に比べ、軸受内部に水が入り始めるまでの時間を約3倍にすることが可能となりました。また弊社粉塵試験においても粉塵の侵入は認められず、これにより軸受のメンテナンス期間の延長が可能となります。

◆ 軸受動トルク50%減少
 シールの形状やリップ接触圧を最適化することで、現行品に比べ動トルクを50%減少することができ、駆動動力の低減が可能となります。

コンベヤローラの構造

現行品と開発品におけるコントローラ構造の違い

軸受に高機能専用シールを一体化
現行品は水、ダストの侵入を防ぐために軸受外部にグリースを封入したラビリンスを装着しているが、開発品では軸受に高機能専用シールを装着しているため、ラビリンスと封入グリースが不要

製品の構造

製品の構造図

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