NSK
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プレスリリース

2007年9月20日
日本精工株式会社 広報部
世界初、 路面3方向荷重を検出するマルチセンシングハブユニットを開発

〜 NSK独自の演算理論によって、自動車のアクティブセーフティや
運動制御の高度化・知能化に貢献 〜

マルチセンシングハブユニット NSKは、自動車のアクティブセーフティや運動制御高度化の更なる向上に貢献する路面3方向荷重*1を検出するマルチセンシングハブユニットを世界で初めて*2開発しました。これは、駆動トルクを用いた運動制御や車体ロール時の足回り制御、ブレーキ力の4輪最適分配などの新たな統合制御の実用化を可能とする技術です。NSKは本開発品を10月26日(金)(一般公開は27日(土))〜11月11日(日)に幕張メッセで開催される「第40回 東京モーターショー」に出展します。

  • *1 路面3方向荷重: 横力(コーナリング時にタイヤにかかる力)、前後力(加減速時にタイヤにかかる力)、上下力(タイヤが路面に接地する力)
  • *2 2007年9月19日現在 NSK調べ

【製品の特長】

◆ 路面とタイヤの間で発生する、横力、前後力、上下力の3方向荷重センシングを実現
 従来の横力センサに、前後力と上下力を加えた3方向荷重センシングに成功。自動車のアクティブセーフィティーの飛躍的な向上と運動制御の高度化・知能化やバイワイヤ化など、次世代制御の実現に貢献します。

◆ 車輪速センサとエンコーダ*3で構成したシンプルな設計により、高い耐久性と信頼性を達成
 高温、振動や泥水等にさらされる、自動車バネ下の過酷な環境下での使用に耐える頑強さを備え、耐久信頼性に優れています。

*3 エンコーダ:パルスを発生させる回転リング

◆ NSK独自の演算理論により、パルス信号の位相差から荷重を検出することに成功
 長年の軸受開発で培ってきたノウハウから生まれたNSK独自の荷重演算理論を活用し、複数の車輪速センサから出力されるパルス信号間の位相差から、軸受で発生した変位を検出し、軸受の剛性特性と照らし合わせて3方向荷重を演算することに成功しました。

 さらなる自動車の安全性向上に向け、電子制御デバイスによるアクティブセーフティへの期待も高まっており、また、将来の自動運転を目指した運動制御の高度化・知能化やバイワイヤ化への動きも進行しています。このようなニーズにお応えするため、NSKは横力センシングによって、横滑り(スピン、コースアウト)防止制御やステアリング系の制御に有用な情報のセンシングに取り組んできましたが、この度、路面3方向荷重を検出可能なマルチセンシングハブユニットの開発に世界で初めて成功し、自動車メーカへのサンプル出荷を開始しました。NSKは、ベアリングやステアリングなど自動車要素部品の開発を通じ、今後もより安全・快適で環境に優しい自動車の実現に貢献してまいります。


進化したマルチセンシングハブユニット
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