プレスリリース
日本精工株式会社 広報部
〜25%(当社従来比)の軽量化を達成し、快適性、安全性を向上したステアリングコラム〜
NSKは乗用車のステアリングコラムとして、超軽量、高い振動剛性*1で、かつ安定した衝突安全性を備えたチルト・テレスコピックコラム*2を開発し、発売しました。
ドライバーの快適性向上のため多くの乗用車のステアリングコラムにチルト・テレスコピック機能が標準設定されるようになりました。同時に、燃費向上のための軽量化をはじめとして、ハンドル操作の安定性に優れる高剛性化や高い衝突安全性能への要求が強くなっています。
NSKは、これらのニーズにお応えし、軽量部材の活用と新構造の離脱カプセル*3の採用により、大幅な軽量化と高い振動剛性、安定した衝突安全性能を達成した新世代のチルト・テレスコピックコラムの開発に成功し、発売を開始しました。
- *1 高い振動剛性・・・コラムの固有振動数が高いこと。一般に高いほど外部からの振動を感じにくくなる
- *2 チルト・テレスコピックコラム ・・・ ハンドルを上下方向(チルト)や前後方向(テレスコ)に位置調整できるステアリングコラム
- *3 離脱カプセル ・・・ 衝突時にコラムを車体から離脱させる部品
【製品の特長】
◆ 超軽量2,550グラム、従来比25%(850グラム)の軽量化を達成
アルミニウムハウジングと薄鋼板ブラケットなどを採用、さらにダイカスト技術を活用して部品構成の簡素化を行い、超軽量のステアリングコラムを実現。自動車の燃費向上に貢献します。
◆ 振動剛性アップにより快適性に貢献
アルミニウム部材をハンドル側に使用する事で、軽量化に加えて重量配分(製品の重心位置の最適化)に優れた形状にし、高い振動剛性を達成。ハンドル操作の安定性を向上させ、快適性に貢献します。
◆ 新構造の離脱カプセルより安全性を向上
新構造の離脱カプセルを開発し搭載しました。新採用の金属バネにより、コラム構造体の離脱荷重を一定に保つことができ、万一の衝突に対して安定した衝撃吸収動作を実現。安全性がさらに向上しています。
NSKは、今回開発した超軽量高剛性チルト・テレスコピックコラムにより、自動車の安全・快適・環境に貢献してまいります。2010年に130万本の販売を目指します。

- 軽量のアルミニウムをステアリングホイール側に採用
→軽量化と高振動剛性を両立 - ハーネスブラケット部を工夫し
プラスチック製ハーネスブラケットを採用を可能にした - 新構造の離脱カプセルを開発することで、
薄鋼板のチルトブラケットの採用を可能にした
→軽量化と高剛性を両立
| 従来品 | 開発品 | |
|---|---|---|
| 上下方向 固定振動数 |
50Hz | 52Hz |
| 重量 | 3,400g | 2,550g |

| 従来品 | 開発品 | |
|---|---|---|
| 上下方向 固定振動数 |
50Hz | 52Hz |
| 離脱荷重ばらつき | 半減 (従来高剛性 タイプ比) |
予告なしに変更され、ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
