NSK
製品情報コールセンター/ご購入会社情報投資家情報採用情報関連リンク

プレスリリース

2006年12月26日
日本精工株式会社 広報部
工作機械主軸用に超高精度セラミックアンギュラ玉軸受を開発

〜NRRO*1 0.1μm以下(当社従来比1/2)を達成〜

  NSKは、工作機械主軸用に超高精度セラミックアンギュラ玉軸受を開発し、2007年4月から販売を開始します。

 工作機械において生産性向上、環境対応が望まれる中で、工作機械主軸用軸受には高速回転、高剛性、高精度回転および環境配慮型設計が要求されています。
 NSKは、高速回転、高剛性の点で通常の金属ボールの主軸用軸受よりも優れているセラミックボールを用いたアンギュラ玉軸受をすでに販売しておりますが、今般、内・外輪溝の精度や保持器の寸法精度およびセラミックボール精度を格段に向上することにより、NRROの半減を実現した超高精度セラミックアンギュラ玉軸受の開発に成功しました

*1NRRO(Non-Repeatable RunOut): 回転振れ精度として1回転毎に繰り返しのない回転振れ

【製品の特長】

 最近は、精密部品の旋盤加工や高精度な金型加工のために、主軸用軸受には超高回転精度への要求が高まっています。回転精度では、1回転毎の振れ(回転同期振れ RRO)はもちろんのこと、1回転毎に繰り返しのない振れ(回転非同期振れ NRRO)を小さくする要求が特に強まってきました。一方、軸受のパッケージを開封して、軸受の洗浄やグリースの封入を行うことなくそのまま使用できる、清浄な包装形態にも強いニーズがあります。

◆ 高精度な回転を実現
 NRROを0.1μm以下とし、当社従来比1/2を達成しました。これにより主軸回転精度が向上し、精密部品表面、金型切削面などにおいて良好な加工面が得られます。
 これを実現するため、寸法の高精度化や回転中の遠心力による変形を小さくできる高剛性材(スーパーエンジニアリングプラスチック)を保持器に採用し、外輪との案内すきまを半減させ、保持器の振れを小さくしました。
 また、内・外輪の溝の真円度を向上させるとともに、セラミックボールの寸法精度(直径寸法の違い、真球度)を極限まで向上させました。

◆ 新包装形態グローバルパッケージを採用
 軸受洗浄とグリース封入工程が不要になり、軸受の組込み作業効率が向上します。また、再資源化が可能な包装材を採用し、環境保護に配慮いたしました。


 NSKは本製品の販売を2007年4月より開始し、2008年に2億円の売上を目指します。

軸受部品の高精度化

新包装形態グローバルパッケージ

1. 軸受の組込み作業効率向上
・軸受洗浄とグリース封入工程不要

2. 環境保護対応
・外箱、内装袋とも再資源化が可能な材料を使用

より詳しく知りたい方へ
プレスリリース記載の情報は報道発表日時点の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

NSK