NSK
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プレスリリース

2006年9月11日
日本精工株式会社 広報部
世界初、乗用車ホイール用軽量冷間成形ハブユニット軸受を開発

〜冷間成形による強度の向上を活用し、軽量化を達成〜

  NSKは、乗用車ホイール用ハブユニット軸受*1への軽量化(燃費向上)と言う強いニーズに応えるため、高強度材を冷間成形にてハブユニット軸受の部品である複雑な形状をしたハブシャフトと外輪を作るための新工法により、乗用車ホイール用軽量冷間成形ハブユニット軸受を開発いたしました。この新工法によって、ハブユニット軸受全体で15%以上、ハブシャフト部分に対しては30%の軽量化を達成しています。

*1 :タイヤホイールに取り付ける部品と車体へ取り付ける部品を一体化したユニット軸受

【製品の特長】

◆ 製品の高信頼性を確保しながら軽量化を実現
 従来の熱間鍛造工程を冷間成形化することにより、加工硬化、表面粗さ向上、ファイバーフロー連続化により、応力集中部の強度向上を実現しました。この強度向上分を活用することで、高信頼性を確保しながら、全体15%以上、ハブシャフト30%減の軽量化を達成しました。

◆ 成形荷重を低減する加工方法を開発
 冷間成形は強度向上というメリットがある反面、熱間鍛造の数倍という大きな成形荷重が必要になります。 NSKは、小さな荷重で大きな面積のフランジ部を成形する「側方押し出し工法」を活用し、ハブユニット軸受の冷間成形に成功しました。


 NSKは、コンパクトカー市場を対象に2009年以降の生産開始を目指して商品開発を進めます。
 初年度には、約10億円/年の売り上げを目指します。

冷間成形課題の解決 〜成形荷重の低減
低荷重で成形できる理由
(1) 小さい面積の軸部を押出して、大きな面積のフランジ部を成形する
(2) 加工開始〜加工終了まで、荷重をかける面積は一定

(3) 一度溝に押し出された材料は、後から押し出されてくる材料によって動かされるだけ
⇒ フランジ部には圧力がかかっていない
⇒ フランジの大きさに関わらず、一定の荷重で成形できる
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