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プレスリリース

2006年1月23日
日本精工株式会社 広報部
世界初!ハンドルの振動を抑える電動パワーステアリングを発売

〜新開発の電子制御技術によりハンドルに伝わる振動を1/3に削減〜

 NSKは、路面から伝わるハンドルへの振動等を抑制する自動車用電動パワーステアリング(以下EPS)を開発し、世界で初めて商品化に成功しました。

 この製品では、ハンドル操作のアシストを行う電子制御技術を活かし、ドライバーのハンドル操作を阻害する振動を抑える機能を開発しました。
 自動車用ステアリングは、ハンドルをきることによってタイヤを曲げ車両の方向を変える役割を持ちます。同時に、走行中にタイヤと路面の間で発生する力をドライバーに伝え、走行の安心感・安全性を高める役割を担っています。そのため、タイヤのアンバランス等によって発生する振動なども伝わってしまい、特にステアリングのダイレクトな操舵感が望まれているSUV系車両ではその振動が大きくなる傾向にあり、抑制することが求められていました。

 

【製品の特長】

◆ タイヤからハンドルに伝わる振動を1/3に削減させ、ダイレクトな操舵感が向上
 EPSが標準的に備えているセンサーにより、タイヤからステアリングに入力される振動の内、ドライバーにとって不必要な振動を検知し、これと逆の振動をモータから発生させ、吸収しています。その結果、ドライバーにとって運転時に感じられる余分な振動を1/3に減少させ、ステアリングのダイレクトな操舵感が向上しました。

◆ 部品構成が従来と同程度の設計仕様にし、大幅なコストアップを回避
 振動を検知するための高価なセンサーを用いず、部品構成・点数は従来と同程度のまま、新たにソフトウェアを中心に電子制御技術の開発を行い、大幅なコストアップを抑えています。


 本製品は、SUV系乗用車市場で採用が決まっており、2010年には年間で150万本以上に拡販する予定です。また、SUV系を足掛かりとして一般乗用車への採用拡大も目指します。
 なお、2005年11月にトヨタ自動車(株)より発売されました新型「RAV4」にいち早く採用されています。

電動パワーステアリングのアクティブ制振機能

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