NSK Motion&Control 日本精工グループ
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NSKアニュアルレポート2005
社会・環境への取り組み

当社は企業理念に「NSKはMOTION & CONTROLを通じ円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって国を越えた人と人の結びつきを強めます」と定め、あらゆる企業活動の根幹としています。事業を通じて社会に貢献するとともに、社会との積極的なコミュニケーションとバランスの取れたかかわり、地球環境への配慮を通じて、皆さまから一層信頼される企業となることをめざしています。

社会とNSK
財団法人メカトロニクス技術高度化財団
本財団はNSKグループの創立70周年記念の一環として、先進的な産業機械技術の基盤であり、NSKのコア技術の一つでもあるメカトロニクス技術の発展を広く助成することを目的に、1988年に設立しました。
 本財団は今年で17年目を迎え、これまでに研究開発へ332件、技術交流へ98件、講演会、研究会へ44件、合計474件の助成活動を行いました。これらの研究成果はメカトロニクス技術の高度化を通じ、社会の発展に大きく貢献しています。
 この研究助成事業は、NSKが業務を通じて培ってきた知識を活かした学際的な活動であると同時に、国内外の機械工学を学ぶ学生や若手研究者など、次世代を担う人材とNSKとのかかわりを強める機会となっています。

大規模災害による被災地へ支援物資や義援金を贈る
2004年、アジアではスマトラ島沖地震・津波、国内においては新潟中越地震が発生し、被災地では多くの人命が失われ、生活の基盤が壊滅的な打撃を受けるなどの大きな被害を受けました。
 NSKならびにグループ各社と日本精工福祉基金は、被災地の復興を願い、それぞれの国・機関を通じて、合計で約4,000万円を超える義援金をお贈りしました。

労働災害発生頻度(休業度数率)


休業度数率:100万時間当たりの休業災害発生件数

安全で働きやすい職場づくり
社員が心身ともに健やかに成長し、存分に力を発揮できる環境づくりとして、時代に適した福利厚生の充実、社員の積極的な健康増進を促しています。加えて、企業風土の改善に向けた「いきいき職場づくり委員会」のように、従業員の自主的な活動も職場の活性化に大きな成果を上げています。
 そして、モノつくりの現場にとって原点である「職場の安全」を確保するために、NSKでは「NSK中央安全衛生協議会」が中心となり、全員参加で安全尊重の社風づくりに取り組むとともに、各事業所のトップによる安全診断などを実施し、ソフト、ハード両面から災害の防止に力を注いでいます。

地球環境とNSK
国内全グループ工場がゼロエミッションを達成
資源をムダなく活用し廃棄物の発生を少なくするとともに、発生した廃棄物も適正にリサイクルし、埋立処分する量を可能な限りゼロに近づける「ゼロエミッション*」に取り組んでいます。NSKは2000年からその達成に向けた活動を開始し、2003年3月期までに国内全ての自社・分社工場が達成しました。その後、自社・分社工場のゼロエミッション維持に加え、関連会社を含んだ全グループでの達成をめざし、取り組みを展開した結果、2004年3月期までに達成した6社に加え、新たに2社が達成し、国内全グループ工場でゼロエミッションを達成しました。

* NSKでは、埋立処分量が廃棄物などの総排出量の1%以下をゼロエミッションと定義しています。

ISO14001の認証取得
NSKは環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の仕組みを経営に取り入れることにより、環境負荷やリスクの低減だけでなく、経営品質の全般的な向上に積極的に役立てています。国内の自社・分社会社は既に1999年までにISO14001の認証を取得済みで、関連会社についても認証取得を進めてきました。2005年3月期は7月にNSKニードルベアリング(株)高崎工場を拡大登録し、これにより国内の全対象拠点(工場、技術部)が認証取得を完了しました。
 海外の生産拠点においては、2005年3月期はタイのNSKベアリング・マニュファクチュアリング(タイ)社、ポーランドのNSKイスクラ社、そしてインドのラニーNSKステアリングシステムズ社が認証を取得しました。これによって対象20事業所のうち、17事業所が取得を完了しています。

地球温暖化対策
NSKは製造工程のエネルギー使用効率を高めることにより、生産高当たりのCO2排出原単位を2011年3月期までに1991年3月期比で23%削減する目標を掲げ取り組んでいます。2005年3月期は、CO2排出原単位を2004年3月期比0.2%削減、1991年3月期比21.2%削減し、目標を上回って達成することができました。国内関連会社についても2004年3月期比7.9%削減と改善しています。この取り組みは同時に、エネルギー資源の使用効率を高め、生産コストの削減に大きく貢献しています。

代表的SRIインデックスに組み入れ
NSKは、「コーポレートガバナンスへの取り組み」「環境への取り組み」「社会貢献活動」などの点で高く評価され、世界の代表的なSRIインデックス「Dow Jones Sustainability World Index」「FTSE4Good Global Benchmark Index」「Ethibel Sustainability Index」と、国内初のSRIインデックスである「モーニングスター社会的責任投資株価指数」の基準を満たし2004年度組み入れ銘柄となりました。


http://www.sustainability-indexes.com


http://www.ftse.com/ftse4good/index.jsp


http://www.ethibel.org


http://www.morningstar.co.jp/sri/index.htm

CO2排出量及びCO2排出原単位の推移
注) ・電力会社からの購入電力のCO2排出量は、対策評価として火力発電の換算値により算出。
・CO2排出原単位とは、付加価値生産高(=生産高−外部流出費)100万円当たりのCO2排出量。
・また、エネルギー換算値は需要端の数値を採用。
・LPG、灯油、A重油、都市ガス、軽油、ガソリンのCO2換算値は環境省資料に基づく。
当社の社会・環境活動に関する詳細な情報につきましては「社会・環境報告書2005」をご参照ください。


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