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| NSKアニュアルレポート2005 |
Making
Further Headway in China
地域戦略 中国事業
巨大化する世界の工場、急成長する世界の市場である中国。
2010年までは高い成長率が見込まれ、自動車、インフラ関連、アフターマーケット、電機・情報とあらゆる産業の拡大が期待されています。同時に競合が非常に厳しい市場でもありますが、現地に根ざした展開を進めることで、中国市場でのプレゼンスをさらに高めていきます。 |
地域に根ざした中国展開
当社と中国とのかかわりは、1965年の中国軸受考察団の当社訪問以来、約40年におよびます。この間、中国企業への生産設備輸出、政府視察団の来日、中国人研修生との技術交流などを通じて信頼関係を構築し、中国政府からの進出要請を受け、1995年の昆山恩斯克有限公司設立にいたりました。
このように当社は他の軸受メーカーに先駆けて中国展開をスタートさせました。当社は中国を短期的かつ安価な輸出生産拠点とは考えておらず、中長期的な成長市場として事業を展開しています。カントリーリスクに対し、しっかりと危機管理を行う一方で、現地に根ざした事業活動を進めるため、地場企業との取引拡大を推進し、また奨学金制度などの地域貢献や技術移転・権限委譲による現地化の促進を通じ、「中国インサイダー企業」としてさらなる成長をめざします。
現在、生産拠点は7拠点となり、2005年に当社100%出資の販売会社が設立される予定です。
中国拠点図
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高品質での差別化
| NSKの中国売上高の推移 |
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当社は、生産面でも販売面でもグローバル展開における重要地域として、生産・販売・技術の事業基盤の確立と軸受メーカーとしてのトップ地位定着をめざし、中国事業を展開しています。中国の軸受需要は2010年には2003年の約2倍にあたる6,400億円にまで伸びると見込んでおり、これは言うまでもなく当社にとって大きなビジネスチャンスです。品質の高い商品で差別化を図ることでハイエンド市場の需要取り込みに努めます。
具体的には、独自販売・流通網の確立に加え、中国技術センターの機能を拡大し、設計・開発の現地化を進め、技術優位の顧客需要を開拓していきます。また、中国調達センターでは現地材料・部品の採用により、さらなるコストダウンを図っていきます。これらの施策は、新人事制度の採用により確保・育成した現地の優秀な人材を中心に展開します。
当社は品質・コスト・CS(顧客満足)の向上によって中国トップの地位をさらに強固なものにし、厳しい市場を勝ち抜いた経験・ノウハウを将来的に他の地域にも活用していく考えです。
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