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NSKアニュアルレポート2002
地域別概況:日本
概要

 NSKは現在、国内では19の生産拠点と藤沢、桐原、前橋、総社の4つの技術開発拠点を持っており、国内の顧客への対応の他に、グローバル展開の母体として、海外拠点をサポートする機能も果たしています。販売は、43の拠点を持っています。また、最近では収益責任の明確化や経営効率の向上を目的に、工場や事業部門、間接部門等の分社化を積極的に進めています。

市場環境、業績

 日本経済は、米国経済の減速やIT関連需要の大幅な下落により、輸出・生産の急落や失業率が過去最高になるなど、大幅に悪化しました。そういった環境下、国内の業績は、自動車産業向けを除き、急激な販売量の減少によって固定費負担が増加しました。これに対し、設備投資の縮減、原価低減活動や経費節減、事業構造改革の推進等により収益の改善を図りましたが、大幅な減収減益となりました。2002年度については、緩やかな景気の回復が見込まれており、引き続き好調な自動車向け以外の産業についても、徐々に売上が回復してくるものと予想しています。

当面の課題

 第2次構造改革を着実に進めます。コモディティー化し、価格競争が激しい製品は、中国等の低コスト地域へ生産の移管を進める一方、国内の工場は、マザー工場としての支援を強化します。分社化や雇用・賃金体系の革新及び外部調達費の削減などの施策を進めることによって、日本での「モノづくり」の再構築を図り、競争力の向上を目指します。また、グローバルに展開する各拠点を統括する本社機能を強化するため、その基盤整備を進めます。

戦略
 国内での生産は、コスト競争力の再生を進めるとともに、自動車用軸受や精機製品等に代表される高付加価値製品への集中を進めます。また、一般産業向けのころ軸受を生産する藤沢工場では、競争力の抜本的な向上に向けた「藤沢再生計画」を開始しました。これによって、グローバルでのアフターマーケットへの取組みの強化を図ります。さらに、新たな高付加価値製品の開発スピードを上げていくために、藤沢工場内に新設した技術開発センターを中心に、研究開発の取り組みを強化します。
国内販売の生産地別構成

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