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NSKアニュアルレポート2002
営業の概況:精機製品
半導体製造工程に用いられるNSKのコア技術と製品


(クリックすると、別ウィンドウに拡大図が表示されます)

大型LCDカラーフィルター製造用露光装置 RZシリーズ

 NSKでは、より高付加価値の製品開発を目指し、1980年代より数多くの電子産業向け露光装置を開発してきました。中でも、このRZシリーズには、NSKの高度な駆動機構や制御技術が結集されています。拡大する卓上TVや壁掛けTVなどへの大型液晶ディスプレイの需要に対し、大型化とコストダウンの面で高い評価を受けています。


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戦略とハイライト
 精機製品の急激な需要変動に対応できる経営基盤を確立するため、2002年内に精機事業を分社化します。正社員を難度の高い分野に限定し、その他の分野は社外工化することで、労務費の圧縮と変動費化を実現します。また、現在のユーザー構成は、需要の変動が激しい半導体製造装置及び工作機械メーカーが約2/3を占めており、引き続きこの分野を強化する一方で、受注の安定を図るため、比較的需要が安定している自動車設備、包装機械、医療機器などの産業に向けた販売の拡大を図ります。すでに20業種を選定し、新商品の市場投入を含めて、新規客先開拓に向けた取組みを本格化しています。
日本精工九州(株)の新たな生産モデル
 精機事業分社化の布石として、新たな生産モデルの構築を目指し2001年4月に立ち上げた日本精工九州(株)の精機工場では、新しい生産体制及び雇用形態を導入し、成果を上げています。主力製品の小型ボールねじのリードタイムを、大幅に短縮することに成功したほか、社外工比率を引き上げ、労務費の変動費化を実現しました。また、回復傾向にある需要の増加に対応するため、同工場でのボールねじ生産本数を5,000本/月から15,000本/月へと増産する計画です。今後は、この成功モデルを他の精機工場へ展開し、生産革新による高レベルに安定した収益体制を実現します。
新規顧客開拓に向けた新商品の投入

 NSKは、販売先の多様化を進めて受注の安定を図るため、様々な新商品を投入しています。2001年12月には、「トランスライド」と「MCHモノキャリア」を、2002年6月には、「大リード精密転造ボールねじ」と「メガトルクモータYSBシリーズ」をリリースしました。高機能、耐久性、クリーン性とともに低価格を実現し、それぞれ自動車製造設備やタイヤ・ゴム設備、木工機械や市販など、幅広い用途に使用されることを狙って開発されています。

 

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