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NSKアニュアルレポート2002
営業の概況:自動車部品
NSKの自動車部品


NSKの自動車部品
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パワースプリットCVT(無段変速機)

 1999年に世界で初めて実用化に成功したハーフトロイダル型CVTは、2002年に日産スカイラインにも搭載されました。また、このCVTは2005〜2006年ごろから本格的な普及段階に入ると予想されています。NSKでは、より小型かつ大容量で、さらに高効率なCVTシステムを目指して、パワースプリットCVTなどの2モードCVTシステムの技術開発に注力しています。これにより、小型車から大型車まで搭載車種を広げることができ、販売の拡大を図ります。


パワースプリットCVT
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戦略とハイライト

高収益体質への転換に向けて、以下の施策を確実に実行します。

  1. コスト調達革新の具体的展開による競争力強化
  2. 社内コンペ制導入による最適地生産と需要地生産の見極め
  3. ノンコア事業からの撤退(マニュアルステアリング、等速ジョイント)
  4. ステアリング・ビジネス再構築のために、国内ではステアリングコラム事業の分社化、欧州では工場の統廃合を含めた事業の再編成を実行
  5. 戦略商品(EPS,CVT、自動車用リニアアクチュエータ)の販売拡大
 
ステアリング事業の強化
 自動車部品事業のコア製品である電動パワーステアリング(EPS)は、今後欧州を中心にして市場規模が急拡大することが見込まれています。こうした変化に、より積極的に対応するため、昨年EPS事業部をエヌエスケー・ステアリングシステムズ(株)として分社し、戦略的な意思決定を迅速に行う体制を整えました。この将来性の高いEPSを軸として、今後グローバルなステアリングシステムサプライヤーとして戦略的に展開するため、コラムおよびジョイントの設計・生産部門についても、分社化しエヌエスケー・ステアリングシステムズ(株)への統合を計画しています。これによりEPSと一体となったグローバルなマネジメント体制の強化を図ります。さらに大型案件の受注に向けて技術開発と海外展開の強化を進め、収益を伴った一層の事業拡大を目指します。
自動車用電動リニアアクチュエータの開発

 現在、自動車では、油圧駆動からの電動化、バイワイヤ化が進展しつつあり、これに伴い、電動アクチュエータの採用が拡大しています。NSKではこの技術動向を踏まえ、ボールねじ技術を活かした直動型の電動リニアアクチュエータの開発に注力しています。現在、油圧CVT変速用アクチュエータボールねじを生産していますが、エンジン、トランスミッション、ブレーキ等の用途に多数の開発案件を有し、アクチュエータボールねじはもとよりアクチュエータユニットの商品化開発に注力しています。今後は各用途での実用化、および2005年ごろからの本格的な商品化に向け、さらに開発を強化し、販売を拡大していきます。

 

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