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NSKアニュアルレポート2002
営業の概況:軸受
ベアリングの種類と構造


ベアリングの種類と構造
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ハブユニット

 ハブユニットは、車のホイール用の軸受をユニット化した製品です。自動車の軽量化・性能向上、そしてカーメーカーの組立ロード軽減などへの要求の高まりから、第1世代のハブTから第2世代のハブIIへ、そしてハブIIから第3世代のハブIIIへの切り替えが、急速に進んでいます。NSKは全てのタイプのハブユニットを量産しており、日・米・欧・アジアの全地域に生産拠点を揃え、グローバルな供給体制を整備しています。


ハブユニット
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戦略とハイライト
 軸受事業では、以下の3分野にフォーカスしています。第一に、成長著しい中国です。コモディティー製品の生産及び前工程品や部品等の調達など、NSKの生産を支える重要な拠点として、一層の拡大を図ります。また、中国のベアリング市場は現在約3,000億円の規模を持ち、将来も年率6%を越える成長が期待されています。NSKは、得意とする家電・情報機器や自動車向けなど、高機能分野に集中し、中国の工業化の発展とともに販売を拡大していきたいと考えています。第二に、シェアNo.1を誇る自動車用軸受です。欧州では、ドイツ、フランスの現地カーメーカーより大型案件を受注し、シェア向上を見込んでいますが、今後もハブユニットや、ウォーターポンプ用軸受、カーエアコン用の電磁クラッチ用軸受など、高い技術力が要求される強い製品を武器に、日・米・欧・アジアの全地域で受注拡大を図ります。第三に、市販市場への取組み強化です。特に、玉軸受と比べてこれまで取組みが遅れていた、一般産業向けのころ軸受に新製品を投入し、シェアアップを図ります。また、同製品の生産拠点である藤沢工場について、コスト競争力を改革するための「藤沢再生計画」に取り組み始めました。
TIMKENと中国で合弁生産開始
 米国最大の軸受メーカーであるTIMKEN社と、中国の蘇州に折半出資による合弁会社、Timken-NSK Bearings(Suzhou) Co., Ltd.を設立します。トラックや乗用車のトランスミッション及びホイール等に使用される円錐ころ軸受の専用工場を、約50億円の資金を投入し、新設します。生産能力は年間約1,500万セットで、2004年春より生産を開始します。最適地生産拠点としての円錐ころ軸受の競争力強化と、拡大が続く中国・アジアの自動車産業への供給力の確保を期待しています。
中国、昆山工場に第3棟の建設を開始

 昆山工場は、1997年に生産を開始して以来、エアコンや掃除機などの家電向け軸受を中心に、中国経済の順調な成長とともに、毎年生産量を拡大してきました。現在、第2棟を立ち上げて生産能力の拡大を進めていますが、すでに満杯となる見込みです。この拡大する現地需要への対応や、第2次構造改革による日本からの生産移管の受け皿として、新たに約50億円を投入し、第3棟の建設に向けて準備を開始しました。

 

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