| 次に、米州につきましては、中心となる米国において、中国企業による軸受の輸出が増加しておりますが、更に、日本と同じく、電機関係を中心としたユーザーによる、アジアへの生産拠点のシフト、という構造的な問題が起きています。この様な中で、小径、標準玉軸受のうち、コモディティーの製品については、現地生産品はコスト勝負で、苦しい戦いになっていくものと想定しています。したがって、これらの製品については、付加価値の低い前工程を中国にシフトさせたり、部品についての最適地調達を、強力に進めています。と同時に、クラリンダ、アナーバー両工場では、一層の合理化を進めます。
最後に、アジアにつきましては、日米欧のトランスプラントの受け皿として、生産能力の拡大を進めると共に、競争力の向上を図ります。中国については、現在第2棟の立ち上げに注力しておりますが、引き続き第3棟の建設に向け、準備を進めています。更に、NSKのホームグランドとして軸受No.1の地位を確保していくために、販売網の拡大と整備を前倒しで進めていきます。
また、タイについては、既に自動車用軸受の工場を、立ち上げていますが、今後のカーメーカーの動きに合わせながら、拡大を進めて参りたいと考えています。
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