NSK
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プレスリリース

2008年10月9日
日本精工株式会社 広報部
「25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドル」を開発

image NSKは、工作機械用主軸として「25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドル」を開発しました。

 NSKは、高速・高能率加工用に世界最速回転*1を実現した「25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドル」を開発しました。本開発品は、微量のグリースを補給することで、従来、オイルエア潤滑でしか実現できなかった高速回転を可能とし、長寿命を実現しました。また、グリース潤滑の特長である環境・省エネに貢献します。

*1 :2008年9月時点、NSK調べ

image NSKは、「25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドル」を2009年1月より販売開始し、2010年に4億円の売上げを目指します。また、10月30日(木)〜11月4日(火)に東京ビッグサイトにて開催される「第24回日本国際工作機械見本市 JIMTOF2008」に本製品を出展し、動展示を行います。

>> イベント出展情報: JIMTOF 2008 第24回 日本国際工作機械見本市

【製品の特長】

◆ クラス最高速・高出力

  • 軸受内径φ70mmクラスにおいて、グリース潤滑で世界最高速となる25000min-1を実現しました。
  • 最高出力30kWの高出力ビルトインモータを採用しています。

◆ 低振動・低騒音

  • オイルエア潤滑のような風切り音がありません。
  • 高速ビルトインモータ主軸用の多面バランス修正技術により低振動を実現しました。

◆ 低環境負荷

  • 軸受潤滑用オイルの消費がありません。
  • 軸受潤滑用エアの消費がありません。
  • 大気中への軸受潤滑オイルの飛散がありません。

【開発の背景】

 工作機械の中でも、生産の多くを占めるマシニングセンタの主軸は、高速化が進んでおり、回転速度が10,000min-1を超えるものが増えています。このような高速主軸の軸受潤滑はオイルエア潤滑が主流となっています。 しかしオイルエア潤滑や噴霧潤滑では、加工時にオイルの大気への噴霧やエアの大量消費などの問題があり、最近のトレンドとして高速主軸においても環境・省エネ対策のためグリース潤滑化の要求が高まっておりました。
 NSKは「高速ビルトインモータスピンドル」として、2002年に世界初のグリース補給潤滑による最高回転数20000min-1高速主軸を開発し、2003年より販売してきました。

 一方、グリース潤滑でより高速のニーズが強まっております。この主軸はオイルエア潤滑でしか実現できなかった回転数を可能とし、懸念事項であったグリース寿命問題を微量のグリースを補給することで解決、グリース潤滑の特長である環境・省エネも併せて実現しています。
25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドルの仕様・特長

仕様

グリース潤滑では世界最高速

最高回転数 25000min-1
出力 30kW
工具仕様 HSK-A63
軸径、予圧方式 φ70 定圧
潤滑 グリース(補給)
image

クラス最高速・高出力

軸受内径φ70mm・定圧予圧・グリース補給潤滑で25 000min-1
工作機械CNCで高シェアを占めるファナック製高出力
ビルトインスピンドルモータを採用

低振動・低騒音

オイルエア風切音なし
高速ビルトインモータ主軸用多面バランス修正技術により低振動

低環境負荷

軸受潤滑用オイル消費なし
軸受潤滑に使用するエア消費なし
大気中への軸受潤滑用オイル飛散なし

25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドルの外観寸法
25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドルの外観寸法
25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドルの構成
25000min-1高速・高出力グリース補給スピンドルの構成
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