NSK Motion&Control 日本精工グループ
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人の地球の未来に本業を通じて貢献する−それがNSKグループのCSR
NSKグループは、CSRとは本業を通じた社会への貢献だと考えています。
軸受をはじめとしたわたしたちの製品が、社会・地球の未来にどう貢献するのか。
社長の朝香聖一が、日本のモノづくりを追い続けるノンフィクション作家の山根一眞氏と語り合いました。
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『MOTION&CONTROL』が文明を支える

山根:
わたしは以前、週刊誌で連載の「メタルカラーの時代」でNSKの技術を取材し、感動したことが忘れられないのですが、世の中の多くの人たちにとって「日本精工」という社名は、あまり知名度が高くないのでは?「日本精工(NSK)は社会に対してこんなことをやっている会社」だ、とひとことで言うとどうなりますか?

朝香:
ひとことで言うなら、『MOTION & CONTROL』。円滑で安全な社会に地球規模で貢献していくということです。これは、わたしたちの企業理念そのものです。

山根:
「回転と制御」?

朝香:
そうです。モノを動かそうとすると摩擦が生じる。摩擦を小さくすればモノは動きやすくなり、より小さなエネルギーでモノを動かせるようになる。摩擦がつまりロスなんです。軸受や、軸受の技術を活かした自動車関連製品、精機製品などの製品を通じて、『エネルギーロスを限りなくゼロに近づけること』が、我々の仕事の本質なんです。「回転と制御」の技術を極めていくことで、地球社会に貢献していこうという決意を、『MOTION &CONTROL』という言葉に込めたのです。

山根:
現代の文明は、つまるところ機械によって成り立っている。そしてほとんどの機械には必ず回転部分がある。その回転を円滑にすること、精密に制御すること。それがNSKの使命である。つまりNSKはあらゆるところで文明を支える使命を担っている、この使命は永遠になくなることはない、と?

朝香:
そう、使命は永遠です。

山根:
「使命は永遠」なんて言える企業はそうありませんよ。朝香さん、このことはもっと世の中に知ってもらわなくちゃいけない。あらゆるところに「NSKあり」と。

世の中のさまざまな場所で

社長 朝香聖一朝香:
まさしく。自動車はもちろん、新幹線でも家電でも、円滑な回転が要求されるもののほとんどに、軸受など当社の製品がたくさん使われています。さらに、それらの製品をつくる工作機械や、材料を生み出す鉄鋼などの素材産業でも当社の製品が活躍していますから。

山根:
とても身近だが、こんなところにNSKの製品が、というケースも多い?

朝香:
そのとおりです。例えば、自動車には多くの軸受が使われていますし、歯医者さんの歯を削るドリルにも外径数ミリメートルという小さな軸受が入っています。軸受を使うことで回転のブレがなくなり、毎分45万回転という安定した高速回転が可能になり、痛みの少ない治療が実現したんです。

山根:
巨大な軸受もあるんでしょう?

朝香:
直径4〜5メートルのものもありますよ。人工衛星や天体からの電波をキャッチするパラボラアンテナの軸受、英仏海峡トンネルを掘ったシールドマシンの軸受も巨大でした。

山根:
あのトンネルシールドマシンは、人類がつくった最大の機械の一つですよ。ユーロトンネルは開通後にわたしも行っていますが、あのトンネル掘削にもNSKの技術が活かされていたとは!

朝香:
環境分野では風力発電があります。風力発電用風車に入っているギアボックスにも当社の製品がたくさん使われています。

山根:
風車のブレードは、最近は直径80メートルを超していますよね。重量はものすごく、また回転ロスをいかに小さくするかが大きな課題です。スムーズに回転してくれないと発電効率が損なわれるし、強風にも耐えなくてはいけない。

朝香:
あれだけ巨大なものですから、メンテナンスも容易ではないし、とにかく信頼性が重要になります。最近では、世界的な環境意識の高まりから需要が急増しており、風車用の軸受の製造が追いつかない状況です。

山根:
それは知らなかった。「環境意識の高まりとともに、NSKの製品がひっぱりだこで、生産が追いつかないほど」ということも、広く知られるべきですよ。

朝香:
ありがたい助言です。

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