
著しいスピードで経済発展が進む中国。発展とともに、人々の生活も急速に変わりつつあります。
“産業のコメ”と言われる軸受などを通じて、中国の経済、そして人々の生活を支えてきたNSKグループ。
これからも高品質な製品を提供するとともに、技術の移転や教育などにより、人づくりをとおして豊かな中国の実現に貢献していきます。
NSKグループの中国拠点

グループ内で存在感を増す中国事業

昆山NSKのロビー
安全で快適、そして環境負荷の少ない豊かな社会を支え、地域の発展に貢献する。これがNSKグループの使命です。
今や世界で大きな存在感を示すようになった中国でも、NSKグループはこの使命実現のため、およそ4,000名にもおよぶ従業員とともに頑張っています。
中国国内には9工場、16販売拠点(香港含む)、4駐在員事務所、技術拠点、そしてこれらを統括する中国本社(CHQ)があり、その売上はグループ全体の8%を占めるに至っています。NSKグループ内での中国拠点の存在感は、今後ますます大きくなりそうです。
日中双方の優れた点を活かし、事業基盤を確立
2001年のWTO加盟以降、急速に経済発展を続けている中国ですが、わたしたちはそれよりも前から中国社会の発展を見据えていました。1995年に中国国有企業との合弁生産販売会社である「昆山恩斯克虹山有限公司」を設立(1999年に独資化。現・昆山NSK)。2002年から3年半で、7つの生産会社の設立をほぼ同時に完了。その立ち上げには当初から中国人の社員が活躍し、今では中国各拠点で経営幹部として手腕をふるっています。
中国で生産する製品も玉軸受(昆山NSK)から円錐ころ軸受(蘇州NSK)、自動車用軸受(昆山NSK、常熟NSK)、ステアリング製品(東莞NSK)、さらには軸受部品の前工程加工(張家港NSK)など、多種・多品目となっています。
生産・販売・技術・マネジメントのすべてにわたって中国と日本双方の優れた方法を取り入れながら、さらなる事業の発展をめざしています。
中国でも『トータル・クオリティーNo.1』

蘇州NSKでの品質強化100日活動
NSKグループが中国に進出した当時、世の中では「中国の製品は品質に課題がある」という見方が一般的でした。しかしNSKでは品質面に力を入れ、生産開始から日本と同じレベルの製品を出荷し、お客様への説明や製品のテストなどをとおして品質に対する評価を積み上げてきました。当初は日本人が主導していた品質改善活動も、今は中国人が主体的に実施するようになってきました。昆山NSKでは課ごとのAPS活動※1を通じ、自分たちで問題点の把握から改善・評価まで実施しています。また、蘇州NSKでは品質強化期間(品質強化100日活動)を設け、従業員全体の意識向上を図っています。
※1 APS(Advanced Production System)活動:ムダ・ムラ・ムリをなくし、品質管理技術や経営体質を改善する活動。
中国社会から信頼、尊敬されるNSKグループへ。
1989年の入社以来、大津工場、海外本部、アジア営業部などを経て、1995年に中国プロジェクトチームに参画しました。プロジェクトでは、中国と日本の企業文化や政府との板挟みに。それぞれの事情を知るだけに折衝が難しく、中国、日本双方のスタッフから「お前はどっちを向いているんだ」と言われたのを思い出します。
現在、中国拠点では、『トータル・クオリティーNo.1』を合言葉に、人財育成・強化に取り組んでいます。品質・コスト・サービスすべての面でお客様から信頼され、技術・生産・販売・経営すべてにおいて中国人のパワーをフルに活用する真のグローバル企業になりたい。そして、中国社会から信頼、尊敬される企業になる。これがわたしの夢であり、使命です。

恩斯克投資有限公司
副総経理
恩斯克(中国)銷售有限公司
総経理
タン・デイラン
